天使はいたんだ ある日僕の目の前に降り立ったんだ 羽を濡らして 休む場所をひたすら 探してるんだって 傷だらけの その訳を恐る恐る訊いてみたんだ するとこう言うんだ 「誰かを愛す度 ボロボロなんだ」って 不器用な迷子 誰だって誰かの天使なんだ そんな事思ったら 恋に落ちていた 天使はいたんだ 僕を選んで舞い降りたの 羽を濡らして 涙を拭う場所を探して 腫れた瞼にキスしたいよ こっちへおいで 天使はいるんだ、今僕の腕の中 わがままな天使 よく分からぬタイミングで怒ったり 泣き虫な天使 上手く言葉を選べず悔しいんだって 他の奴じゃ とてもこんな君は 手に負えなかっただろう でも大丈夫、僕は絶対 君を諦めたりしない 愛しい人よ いつまでも僕のものであって そんな顔見せるのも 僕だけにして 天使はいたんだ 僕を選んで舞い降りたの 痩せた羽を ひとりこんなに震わせながら 細い肩を抱きしめたいよ こっちへおいで 天使はいるんだ 出会ってしまった 君の涙拭う為に僕は生まれて来た そうさ、君が舞い降りた日 僕は遂に見つけたんだ その羽さえなければ 君はどこにも行けないのに ひらひら笑う君を見てた 僕は恋に落ちたんだ 天使はいたんだ 僕を選んで舞い降りたの 羽を濡らして 涙を拭う場所を探して 腫れた瞼にキスしたいよ こっちへおいで 天使はいるんだ、今僕の腕の中 天使はいたんだ 僕は君を見つけた