まっすぐな道から スクランブル交差点 下を向いてたら迷子になった いつも同じ髪 左右ふたつ結び いま思い切って解いてみる 夢と流れて流れて 駆け出した先に待つ きらめく街の灯り 翻って急降下 足で空を蹴り飛ばしながら 声をあげて ほら 魔法みたい 次はじゃあね 観覧車 メインディッシュは メリーゴーラウンド 年中無休の キャメルバックの街 あなたの両手と私の両手を 合わせてみるけど ちょっと違う 同じように見えて 全然別物らしい そんな人が集う賑やかさで ひとりの時間も慣れて 苦手だった料理も 少しだけ上手になった いつか今日を思い出す 恥ずかしくて 火の粉が散りそうな 出来事さえもが 目映いほど 緩みのないスピードで 回転する 垂直ループの日々の中は ああ 目がまわりそうだ 目がまわりそうだ 夢と流れて流れて 灯りの中で踊ってた あこがれと反抗の 2色を濁らせたまま あの場所を離れれば 勝手に大人になるんだと 思っていたけど まだまだみたい 翻って急降下 翻って急降下 足で空を蹴り飛ばしながら 声をあげて また ふりだしまで 何度だって飛び乗って 遠く過ぎる懐かしい道に 手を振るよ そんな キャメルバックの 私の住む街