♩ 気がついたら 其処に転がった憂鬱 同じような 日々の隙間から 僕は部屋を出る 夜が明けるまで 誰も居ない場所で ゆらゆらしたい 煙草の煙が やけに目に染みた あの日の言葉が 思い出せないよ 君に僕の歌が 響かなくなったら 僕のことはもう 忘れてしまえよ 君の好きな本を 読み終わって しまったら あの部屋には もう何一つ 残らないんだよ ♩ 変わらない道を 歩き続けてる 長い夢の中に 居るみたいだ 錆び付いた気持ちも 夜が明けるまで 誰かに 伝わるわけじゃないし 煙草の煙が 街に溶けていく やるせない僕は 何かになれるかな 君に僕の歌が 響かなくなったら この夜ことも 歌にしてしまおう それが今の僕の 全てになってしまっても あの部屋には もう何一つ 残らないんだよ ♩ 今も寂しいのは それはもう仕方ないのか 訳もなく虚しいのは それはもう仕方ないのか 君に僕の歌が 響かなくなったら 馬鹿げてるなんて 笑い飛ばしてくれよ 夜が明けるのなら 君に会えるのなら 「大丈夫」なんて 騙されて僕は眠ろう