覚えていますか 君と暮らし始めた頃の 初めてのケンカを どんなに激しく言い争っても 夜明けを迎えたら 笑っておはようって言うよ 約束したのに 次の日どうしても 言葉がつかえてでなくって それでも 君はそう いつもの笑顔で 「いってらっしゃい」と 背中を押してくれた あの日 僕は あなたを一生 大事にしようと誓った 約束するよ あなたの歩む道を 支え続けると ちょっとつまづいた時も 楽しい笑顔へと 変えてゆけるはずさ 覚えていますか 君が赤い顔して帰った 初めての風邪ひき カップ麺のお湯さえ 沸かしたことがない僕が ヨシ、お粥でも作ろう! ヤケドしつつ 格闘したのに 米は芯があって ネギも菜っぱも 根っこごと入れちゃって それでも 君はそう いつもの笑顔で 「おいしかったよ」と 背中を抱いてくれた あの日 僕は あなたを包むくらい 大きくなると決めた 約束するよ あなたよりも先には 逝くことはしないと たとえ1日でも 生き延びて見送る 涙 引き受けるよ ふたり いつか年を取っても 手と手つなぎ 笑いあえるような…! 約束するよ あなたの歩む道を 支え続けると たとえ1日でも 長く歩いてゆこう あたたかい未来へと