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夜行列車

61
3
  • 2020.05.05
  • 4:23
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歌詞

この世の冥利を悟ったそんな 気がした朝に 飲み込みきった思いで 満腹になっていた 盲目のまま砂漠を歩き疲れた夜に ひとり流した涙で喉が 乾ききっていた いつでもずっとそうだった 消えて無くなりそうな境界線 掠れて消えそうなインクを 必死になぞっていた この街を抜け出して 未だ見ぬ夜の向こうへ 見慣れきった景色を彩る透明な レンズ 苛立ちを吐き出して 絶望のその向こうへ 日常に惜別を告げ去る五月雨の夜 茜さす夕暮れさえ所詮雲の切れ間 通り雨はいつだって真上に留まった 過ぎ去っていった毎日も いわば切れかかってた生命線 一色欠けた色鉛筆は だれも気にすることはない ありふれた言葉では 言い切れぬその向こうへ 雨音で目が覚めた深夜の聡明な ワルツ 永遠を諦めて 地平線の果てまで 感情に絶縁を告げ去る旅立ちの夜 夜行列車の窓には隣町の薄明かり 今日も明日も明後日も探す幻の行方

1曲 | 2020

このアルバムの収録曲

  • 1.夜行列車
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1曲2020年

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