贅沢な罪だ 弱い僕らの綻び 三角コーナーの食べ残し 優しい言葉は 麻酔薬のよう 痺れて違う優しさが欲しくなる 薄い上着羽織って 冷たいドアを開けて 肌寒い湿った風に心浸され 懺悔を引き摺っていく あの余分な言葉 ナイフのように冷たい どうして渡してしまったんだろう 愛する君に いま急いで行く 傘も差さず踏切 最終電車の過ぎた街は どこまで続いてるんだろう 贅沢な見栄だ 弱い僕らの強がり 捨ててしまえば楽なのに ないと不安になって あるうちは忘れてる 横断歩道点滅 切れそうな充電 何に苛立ってたんだろう 本当は君と一緒に 居れるだけで充分贅沢 本当にそう思ってた 出会った頃は あの余分な言葉 ナイフのように冷たい 贅沢に慣れた僕たちは求めすぎる きっとシンプルに 生きることを覚えて それでも僕たちは求めるんだろう 贅沢な罪だな 最終電車の過ぎた街を 君に会いに急ぐ