見上げた空に浮いた雲は あなたによく似てる 届きそうなのに いつの間にか流れてゆく 遠くへとAh りんごの花のように淡く色づいた唇 初めて触れた日の温もり 記憶の海渡れば 憶えている 今更もう 止まった汽車に 飛び乗っても 動かないから 言い訳は泡のように 弾けて消え 思い出までも 薄れていくよ 願いがひとつ叶うならば 時間を戻して また私たちの 出会いをください 月日の流れにさらされて 柔らかくなったね 穏やかな瞳に映った 自分が微笑んでいる 何故だろう 今更もう やり直せない約束など 聞きたくない 人は変われるのか 変わらないのか 時間をください 今更でも やり直せると信じたくて あなたの手を握りしめた時に 気づいたんだ 人は変われる 取り返せない昨日よりも 大事なのは 二人で刻んでゆく 「今」と言う日々 あなたと私の 明日をください