ユメではなくウソでもない 俺はもう死にたかった 捨てないでくれ 憎まないでくれ 愛してくれ 優しくしてくれよ うんざりと長い夏 罵り合って口をつぐんだ 終わりの予感打ち消して このまま時間よ止まれ ああ遠い夏よ 俺をあの日々に閉じこめろ 次の言葉が夢の最後の滴なのか 君がいないと 俺の心はもうじき死ぬだろう 助けて 例えでもなく誇張でもない 俺はもう死にたかった 君が二度と来ることのない 二人では狭く今は広い部屋で ぼんやり一人きり 虚ろな目に花火が映る ひんやり帰り道 秋の気配感じた ああ遠い夏よ 俺をあの日々に閉じこめろ ああ夢の夏よ 俺は今でも失い続けてる ずっと 確かなことなど何ひとつもない ここはどこだ 俺は誰だ 君がいないから 俺の心はもうじき死ぬだろう 助けて