ガラス越しに映ったあなたの 少しうつむき加減の瞳 動く電車の音「さよなら」が 近づいている ホーム離れて 軽い言葉さえ 見つからないなぜ? こんなにも愛が 答え探している 二人きりのせい うまく話せない 時間止まれ心変えて忘れたい 窓の外見て ほら昔二人で 行ったゲレンデが見える 淋しがりやのあなたは もうすぐ行ってしまう 黒い景色しか見えない 最後の二人きりね <♪> 逆さまに過ぎ行く日常に ガラクタばかり集めていたね 冷たく部屋に残ったものは 脱ぎっぱなしの嘘ばかりだね 困った顔して 口開いたけど こぼれた言葉が 胸に突き刺さる にぎった切符に 不機嫌な視線 帰りたい 帰らない側にいさせて くもりガラスに 小さく指であなたの名前 書いてみたの 切れた文字跡に残る 二人の悲しい運命 流れ落ちてゆく涙 濡れた唇かんだ <♪> 窓の外見て ほらもうすぐ 終着駅が近づいている 街のネオンが今別れ風に 消されてゆく ぶっきらぼうな私は あなたに合わないよね 開いたドアにあなたは 足早に首振って降りたけれど ここで降りたら本当に 最後のホームになる もう一分だけ最後の ワガママ聞いて欲しい