夏祭りの夜に君のことを見かけた 金魚すくいに真剣だった 華奢な浴衣姿 白熱灯の下はしゃぐ君の背中を そばにいた彼がそっと 抱いたね なぜだか 僕は 急に そこにいられなかった まるで 君に恋をしてたように… 打ち上げ花火は悲しいね はかなすぎて 美しい光も 一瞬の過去 打ち上げ花火は悲しいね 空の彼方 開く花は 静かに消えて行く 胸の奥の愛しさには 気づかぬふりをしていた 友達だと思っていた 君が遠くに見えたジェラシー <♪> 仲間たちとはぐれ一人歩く人ごみ 祭囃子が遠く 聞こえて 余計 淋しくなる 人はみな自分に嘘をついて生きてる ずっと 隠してたホントの気持ち 学校では見られない 素顔の君を知って もっと もっと もっと 好きになった 打ち上げ花火が また上がる 空の向こう 切なさが心に広がって行く 打ち上げ花火が また上がる 夏はいつも 過ぎた後で 大人にしてくれる 片思いは続くのだろう 君が誰かといたって… 一人きりで 僕の恋は まるで 線香花火みたいに 打ち上げ花火は悲しいね はかなすぎて 美しい光も 一瞬の過去 打ち上げ花火は悲しいね 空の彼方 開く花は 静かに消えて行く 胸の奥の愛しさには 気づかぬふりをしていた 友達だと思っていた 君が遠くに見えたジェラシー