あの日俺は生まれた あなたを探しながら 俺はただ泣いていた 何もわからないまま いつしか大人になった 何かを探しながら あなたと離れる今日は ひとりで決めてたんだ きっと強いと思っていたんだ 何も言わず離れてしまった あれは確か寒い冬の日だった 初めて見た涙は あなたに迷惑かけてばっか 優しさが今頃やっとわかった こんな自分がみじめになった だからただ涙が止まらなかった 突然仕事を辞めた あなたに黙ったまま 何もかも言わなかった やりたい事があった 何のあてもなかった 世間を知らなかった あんなに幸せだった 事に気付かなかった いつもふてくされてばかりだった 変える場所がわからなくなった 俺はいつも幼い子供のまんま また家に変えるから あなたに迷惑かけてばっか 優しさが今頃やっとわかった こんな自分がみじめになった だからただ涙が止まらなかった きっとあなたは俺の為なら 裸足でもここへ来てくれるから きっとあなたは俺の事なら いつまでも心配しているから あなたの優しさが どこまでも胸に響いて あなたと離れていても 俺を呼ぶ声が聞こえる ひとりでいる今も 遠くで俺を待っていて いつでも俺のカラダだけを 心配してくれるのだろう あなたに迷惑かけてばっか 優しさが今頃やっとわかった こんな自分がみじめになった だからただ涙が止まらなかった あの日俺は生まれた あなたを探しながら