化粧が落ちるよ そんなに泣いちゃ このまま逢えない ふたりじゃないさ 別れのホームに 雪が舞う か細いおまえの 肩に降る 待って 待って 待っていてくれ 春にはかならず 帰るから 残して行くのは 気がかりなのさ 寂しい思いは おまえとおなじ ふるさと最果て 北の駅 なごりの汽笛が 胸を刺す 待って 待って 待っていてくれ 心はおまえに 置いてゆく からだを大事に 元気で暮らせ おまえの寒がり 風邪などひくな 忘れはしないよ 離れても 夢では毎晩 抱いて寝る 待って 待って 待っていてくれ 幸せみやげに 帰るまで