その女性(ひと)は今 足早に歩き始める いつもとおんなじ通りを なのに どこか 新しい自分を感じて 昨日職場で 言われた何気ない言葉 だけどちょっぴり優しくて ひとりぼっちじゃないこと 噛み締めてた このまま 柔らかい気持ちが このまま 胸に溢れてきたら 迷いや疑いややっかみは 口元を緩めるかな? できるなら 汚れない心で できるなら 嘘のない言葉で 自分や他人やこの世の中と ちゃんと向き合っていきたい ラララララララって笑って... ラララララララって歌って... そんなこと 考えて歩く昼下がり <♪> あの作家(ひと)は今 原稿とにらめっこしてる やっとのこと書き上げた 物語が ひどく退屈に感じて なんの気無しに ペンを走らせて書いた 若かりし日の作品が 恨めしいほど 自分を型にはめてく このまま 時間だけが過ぎて このまま 自分を超えられずに 自信やアイデアや情熱は 痩せ細っていくのだろう できるなら 何もとらわれずに できるなら 何もこだわらずに 笑いや涙や大きな希望を 見事に描きあげたい ラララララララって笑って... ラララララララって歌って... そんなこと 考えタバコに火をつける <♪> そして僕は今 君の帰りを待っている 昨日途中で終わらせた 話し合いの 続きが僕らにはある 昨夜深くまで 険悪な雰囲気のまま 2つの主張は平行線 もう熱はなく フリーズして動かない このまま 甘い幻想は醒めて このまま 現実に飲み込まれて 若さや不器用や正直は 次第に鼻についてくるだろう できるなら おおらかな愛で できるなら 優しい眼差しで やっと見付けた愛すべき人の 手を取ってずっと生きていたい ラララララララって笑って... ラララララララって歌って... そんなこと 考えて今君を待ってる ラララララララって笑って... ラララララララって歌って... そんな日々が ずっと続いていくなら