なんにもないへやのなかでぼくは かっらぽのぎゅうにゅうパックを すすっていたんだ もうきみをわすれたはずなのに こころくるしくなる なんにもないへやのなかでぼくは さいほうそうのテレビドラマに はまっていたんだ かこにいちどみたはずなのに またなみだしてる いつかときがきたら ぼくはまどを まどをあける なんにもないへやのなかをぼくは ありもしないじぶんらしさで かざってしまうんだよ なんにもないへやのなかでぼくは おんぷのないメロディーを くちずさんでいたんだ あえてけいようするならば むねがシクシクなくうた なんにもないへやのなかでぼくは かたちのないペンで つづっていたのさ つまるところむそうばかり たまにむなしくもなる いつかときがきたら ぼくはまどを まどをあける なんにもないへやのなかにぼくは とりとめのない いきるいみなんぞを さがしてしまうんだよ いつかときがきたら ぼくはへやを このへやをすて まちうける こんなんなひびのなかを やるかたないかおで あるいていくんだよ まちうける こんなんなひびにぼくは かけがえのない仕合せを かんじていくんだよ