あなたとただやりすごす くずれた空に朝も夜もないさ 眠りにただ身をまかす 傷はまだ浅いから いつかこえていくさ 雨に紅花 爪を立てて 赤に濡れた 闇に夕顔 頬を撫でて 白く浮かんだ あなたの影を踏んでいる ゆらめく声にあらがう術はないさ あなたがオレを忘れる アタマ、ムネ、ツマサキへと 静かに消えていくさ 過去は押し花 舌を打って 黒に燃えた 現在は切り花 息をのんで 青に沈んだ 雨に紅花 爪を立てて 赤に濡れた 闇に夕顔 頬を撫でて 白く浮かんだ 雨に紅花 爪を立てる 赤に濡れる 闇に夕顔 頬を撫でる 白く浮かぶ