傷つくたび落ちたくて ただ眠りた くて ここじゃない何処かへまた、行けま すように 鮮やかな心象は 響きあってネオン 模様 煩すぎるシグナルに 吐きだすエラーはモノクローム 色褪せた感情は 慈雨注げど朽ちてゆくわ 咲けないならばせめて 偽りつづけて 誤魔化して 空中に漂うヴェール 纏えば紫陽花 の園 傷つくたび落ちたくて ただ眠りたくて また夜に呑まれ溺 れゆく ここじゃない何処かへまた、行けま すように 祈り ただ忘れたい 行き着く先にある果て なんて知らなくて 知りたくもなく て 目を閉じた 先に続く絶景さえ 同じ世界が 安息の地は何処に 還りつく場所何処に 浅はかな干渉は 上部だけを癒して も 根は深く暗い闇で 静かに腐って枯 れるだけ 傷つくたび落ちたくて ただ眠りた くて ここじゃない何処かへまた、行けま すように 誘うは紅い調べ ただ染まり果てて また夜に呑まれ溺れゆく ここじゃない何処かはまた、行けな いままに 祈り ただ置き去りに 行き着く先にある果て なんて知らなくて 知りたくもなく て 目を閉じた 先に続く景色さえ真っ赤に染まり 安息の地は墜え 私ノ記憶ドコニ