<♪> ここに一冊の本がある 君に借りたまま返せない本がある 苦い想い出の文字がある もはや誰ひとりふりむかぬ時がある 君の人生の何ページかを 僕は汚してしまったんだね ほんと愛してる ―その一言で 君はあかりを黙って消した 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま 返せない愛 返せない愛がある <♪> 赤いカバーには君のサイン 細く青白い指先を想い出す ついに最後まで読み切れず ある日が気がつけば 戻らないひとだった 本は何度でも読みかえせても 人の青春はくりかえせない ほんと愛してる ―今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま 返せない愛 返せない愛がある ほんと愛してる ―今叫んでも 君の素肌は他人の腕に 一冊の本の歳月の重さ 君に借りたまま 返せない愛 返せない愛がある <♪>