苺色した口紅薄くつけて 出会った頃の私を作ったけど 二度目の秋の風はもう冷たくて 私を映すあなたの目に もう別のフィルターがかかってる もう逢えないの あなたのために何一つ 与えてあげられなかった 両手いっぱいにいつだって 与えてもらうばかりで あなたのためにできることが 「さよなら」 あんなに一緒に過ごして それだけだったなんて 「つないでいるのに 君の手じゃないみたい。」 あなたが言った言葉の意味を ずっとわかろうとしたけど わかりたくなかった 明日になって目覚めたなら 一人の自分に気づくでしょう 胸に吹く風が止むまでは 道に迷うとしても あなたのためにできることは これから今までどおりにまっすぐ 歩き出すことだから 両手いっぱいにいつだって 与えてもらうばかりで あなたのためにできることが 「さよなら」 あんなに一緒に過ごして それだけだったなんて