ラララのリズムに乗って 早足で夜駆けていこうか もうすぐ朝になってしまうよ ルルルって鳴り止まない 電話のベルを止めて これから二人は逃げ出す未知の街へ 溶け出しそうなあなたの細い腕 どこに隠れようかな どこに逃げよう 祈りだったな 遠くに消えたあの日の記憶と暖かい 感覚 振動で伝わる幸せの匂い あー涙が出そう 遠くに消えたあなたの心では 祈り子がただ夢を見てた それだけでいいと思えた 連なってまた重なって 二人で手を繋いで どこまでも息を切らして走る丸の内 失って会えなくなって 繰り返してしまっても この世界で一人 それでも息をしたい 泣き出しそうな あなたの優しい目 強くなりたいと願う 彼女は夢を 見続けている 「とっても素敵な話があるの」彼女 が語り出す 時々悲しそうな顔をする その意味が分からなかった 涙で見えない海辺の夕焼け空 きらきら光る青に揉まれて 気付けばもう跡はない あれ探してるのは何だっけ? もう全部忘れてしまいそう なんで何にも言えないの 憂鬱な明日のことを考えている 眠れないまま