思い出すね 去年の海を はだしじゃ少し 冷たかったね 土曜の午後 窓際の席 コーヒーカップ持ち 目を細めてみせた 出会った日からの季節 指おり数え 両手をあふれ出していたの この町の風に吹かれて 夕日に伸びた影 追いかけて歩く 今日もまたベンチに座り 振り向くあなたにね 金木犀がそっと ほほえんだ 寂しくなる 帰り道には もらったメールを読み返すの 星空ふと 浮かぶ横顔 私の心に 花が咲いた 時々ね 忘れてしまう だけどこうして夜空の下で 繋がってた 涙では消せないことが あると知っていても明日は来るから 沢山の言葉じゃなくて あなたから教わる ひとつを胸に抱いて 今日もスマイル ひとりきり そう感じたら 思い出してね この広い空の下 あなたと私 出会えたキセキ これからも繋がって 歩いて行けるきっと どこまでも