心臓をぎゅっとぎゅっと 締め付けるような こんな寂しがりの歌と僕を置いて 君はずっとずっと 遠くに行くんだよな そんな君が はにかむのだけはずるかった ハイカラ色を君は着飾って 車窓越しに眺める 薄暮れの街は夜祭りのよう。 ガタンゴトンガタンゴトン揺れる 見慣れた横顔 初めて見たような 「ずっと一緒にいられる?」 「馬鹿なの、分かってる?」 なんて、はにかんでいる 君を見て 僕はもう進めないよ。 ゆらり 打ち上がるは ひらり はらり消える 残酷な彩度 揺らぎ 落ちるばかり ぽつり ぽつり ぽつり 「もう、何で泣いてんの」 終点、ぬるい風を吸い込んで どこまでも行けるような そんな気がした、知らぬ街の夜。 カランコロンカランコロン弾む 不慣れた足どり ちょっとおかしくて 「きっと一緒にいられる?」 君は、はにかんだだけ その前に 抱きしめて欲しかった 揺られ 打ち上がれば 酷く 淡く 弱く 残酷に再度 どうか 振り向かないで どうか どうか どうか、 ねぇ、何で笑ってんの? 遂に終わってしまった三分間 いくら引き留めようが 残り香ひとつ残さない速さで 先を歩いていく でも、あぁ、君ははにかんで 案外、もしも、なんて、思った 苦し紛れだ、 着火 ゆらり 打ち上がるは ひらり はらり 消える 残酷な彩度 揺らぎ 落ちるばかり ぽつり ぽつり ぽつり ねぇ何で泣いてんの 1人で歩けるよ 心臓をぎゅっとぎゅっと 締め付けるように そんな君が はにかむのだけはずるかった
