君は走り出した 全てを振り解き 銀杏並木を染める 金色のその道を 瞳にスローモーション 景色も滲んでく 今を突き抜けてゆく 奇跡のその中へ 高く高く誰よりも 高く想いを掲げて 遠く遠く誰よりも 遠く願いを飛ばして そこを走り続けて その道が途絶えても 後ろを振り向いて 何も見えなくても いつも頭の中に 二度と消えることない 変わらないイメージ ずっとあるのだから 涙の水面に映りこむ 茜色の夕焼けは 転がり続けたその夢を いまだ照らしている 高く高く誰よりも 高く想いを掲げて 遠く遠く誰よりも 遠く願いを飛ばして 君が見上げていれば この空は晴れている 君が見上げていれば この空は晴れている