待ち焦がれたように空がはしゃいで いつもより大きめに七月が鳴くから あの日からやけに歌が刺さるな 忘れてなんかないよ 忘れるわけがないよ ずぶ濡れになって笑い転げて ぶつかって少しこぼした愛は今も 花火のバケツに泳がせたまま いつか捨てていいよ 捨てていいから せつないな こんな日も いつものように今日が終わる こんな夕暮れは初めてで 僕らは僕らで本当によかった 相変わらず君となら 楽しくてちょっと泣きそうになる 君の優しさに洗われて おだやかな波を漂ってたんだ 引きずるような疲れさえも なんだか幸せで あの頃はみんなおかしかったな 青春の雨に打たれては抱き合った 色褪せないように 冷めないように 変わってはいないよ 変わらないから 忘れはしないよ あのとき君は泣いてくれた これからも あの日くれたその優しさを また誰かに使ってよ 眠そうに空は夕焼けて 僕ら寝転んで星を待っていた 相変わらず君が幸せそうで ちょっと嬉しくなる 素晴らしい日々に照らされて 美しい愛に生かされてたんだ 奇跡のようなあたりまえを 何度もかみしめていた 君は想像したより強くて ずっと何度も声にしてくれた 「大丈夫」で僕の日々は 咲いていたよ だから ちょっとやってみるよ 僕らは最高だ やっぱり好きなんだ