ベランダに椅子を出して グラスを二つ揃えて 風に流れた火薬の匂いに胸踊る 華やぐ夜空 土手に座って見ていた 雨が途中で降りだした 濡れて走った 憶えているかい? 遠い夏 スターマイン 子犬 拾った公園も 二人で聴いたあの歌も 帰りたくとも帰れない季節 僕らにはそう、 明日だけがあるんだ 駅へと戻る人の渦に かつての君を見たような 街の明かりに白けてしまわぬように そっと瞳 見つめあう 口づけてもいいかな? あの日の仕掛け花火も いつかの線香花火も 光も影も消えてなくなれど 今も僕の心に残っている 一瞬は永遠なのさ 昨日のことのようね 永遠もまた一瞬
