左のポケットに 右の手を入れるように 不自然な格好が 僕には似合ってると思ってた 空を飛ぶ鳥たち 電線に停まる二羽 羨むわけじゃなくてさ なぁ、聞いてくれるかい 僕にも隣にいてくれる人がいる 一緒だな 君等より ずっと青いけれども 名前を呼び合ってさ 不揃いでも愛を紡げば 一二の三四で大空へ飛び立つ そんな事を考えている 瞬きを繰り返してみても どうやら幻じゃない 僕の左半身に伝わる 慣れない温かさ なぁ、大切なもの それはきっと 今ここにあるのだろう? 名前があってよかったなぁ その声で呼んでもらえる度に 一二の三四で羽ばたいてみようか そんな事を思えるのだから 信じられるかい? 俯いて一人 落書きをしてた僕よ いつかあの二羽のように 今はまだ ちょっと青いけれども 名前を呼び合ってさ 不揃いでも愛を紡げば 一二の三四で大空へ飛び立つ そんな事を考えている そんな事を考えている