たとえばしあわせってこんなこと 目の前には鮮やかなライムグリーン 見とれてばかりいないでさ 早く食べなくちゃ アイスが溶けてなくなっちゃう前に あのね 泣き虫なぼくだけど 心の中にはもう一人の自分がいて いつでも勇気づけてくれるから グッとこらえて空を見上げてた ああ 悲しみに出会うことに 慣れたくはない こんなぼくでもできることが ああ あるのかな きらきらひかるクリームソーダ シュワシュワと音を立てて 泡のように消えては生まれる 悲しみのパレードなら てとてをつないでみようよ きっと涙が乾く頃に 最後のさくらんぼが やさしいきもち運んでくる 自分の居場所を探してる 笑顔の行き先を探してる そんなぼくにぼくは話しかける 「今日はもうおやすみ、 また明日。」 もしも正しさに 出会っても忘れないでいて 肝心なことはいつだって 自分の中にある カランコロン 氷がだんだん形を変えていくように 世界中の痛みさえ どんどん小さくなったらいいのにな ストローの先を 思いきり吸い込んだら 聴こえるよ あの日のメロディ 忘れないメロディ ザーザーと雨が降ってきて 傘もどこかに忘れちゃって 心にできた水たまり 何かのせいにしちゃう時も きっときっと同じだから みんな一人ぼっちじゃないから なないろの虹がいつか 見えるはずってそう願うんだ きらきらひかるクリームソーダ シュワシュワと音を立てて 泡のように消えては生まれる 悲しみのパレードなら てとてをつないでみようよ きっと涙が乾く頃に 最後のさくらんぼが うれしいきもち運んでくる