空に浮かんでいく ため息の続きは いつも同じで 変わり映えのない 願いよ 届け 季節は足早に 日々を駆け抜けてく 置いてけぼりの 冴えない顔で 今日も 笑う 当たり 前だと 思った 僕の 心を 彩る 全てを 忘れない 君の手の 温もり 今でも 寂しい 夜には 君の面影を 探して 張り裂けそうな心が 叫んだ 「会いたい」 君はどこにいるんだろう あの空を越えて 眠れない夜には 懐かしいあの曲 肩を寄せて 聴いていた日は 未だ 遠く 声に ならない 言葉が 頬を 透明に 濡らして いくよ ひとり ぼっちの ベランダで 流れる 星屑 「ごめんね」 呟く 君の横顔を 今でも 鮮明に思い出して しまう 「ありがとう」 そう言えたら良かったのに 忘れられないよ もっと 君を知りたくて そっと 抱き締めた背中 風が吹いてた 悪戯にさらってく 夜空に 浮かんだ たくさんの願い 叶えて 本当にいるのかな? 神様 この声 届いているのならば 巻き戻してよ 寂しい 夜には 君の面影を 探して 張り裂けそうな心が 叫んだ 「会いたい」 君はどこにいるんだろう あの空の向こう 笑っていてほしい 約束だよ