狂い出せない 見慣れた夜は 僕の殻が 日常に溶けて 踊り出せない 静かな夜に 遊ぶ信号機 飲み込んだ幽霊 想像と魔法、希望のうたも 知らないふりをして 慣れた道あと5分の 予定の未来をなぞっている タンタンと鳴らす振動を こんな音楽に重ねて 光る月にバレないように ポケットの中スキップする幽霊 踊り出しそうな 君につられて なぞる足跡を 飛び去ってしまえそう 深く刺すたび 重なる音 霞む視界で 夜を泳ぐ 想像と魔法、希望のうたも 知らないふりをして 泳いでいく 全て隠して 囲んでた喧騒にバイバイ たんたんと済ましてしまうなぁ 今日も音楽で包んで 光る夜と溶けるように 狂ってしまえ僕の幽霊