君がいた夏がまだ終わらぬよう願う 君といた夏でまた会えますように 溢れ出す動悸焦らす体温に もう汗はシャツに 染み込んでしまってる 漂った藍色の中 蝉の音が宙を切っては トレモロな感情論を 笑っていた 夢抱いていた駆け出す大都会 まぁそんな時間も楽しかったな あの夜空で1人輝いていた織姫 それは少し寂しげで 諦めた何かでも もう一度動きはじめる季節 手を広げ重ねてみては ほら眩しい日差しに心奪われた 夏でした これから先も終わりはしない 「さよなら」じゃない それぞれの道を だからお願い 振り返らずに その数秒間の光を追いかけて できることなら離したくない 「ありがとう」に泣いた影法師も だからお願い その一瞬が こぼれ落ちぬよう 見逃さないでいて 明日に向かっていく 僕ら笑っていた いつかまた思い出すような これこそが夏だ! 君がいた夏がまだ終わらぬよう願う 君といた夏でまた会えますように 確かめた言葉には 時より頬をつねり返すっけ 確かにもう 燃える気持ちは ほら眩しい日差しに心奪われる 夏でした これから先も終わりはしない 「さよなら」じゃない それぞれの道を だからお願い 振り返らずに あの数秒間の光 また追いかけて できることなら離したくない 「ありがとう」に泣いた影法師も だからお願い その一瞬が こぼれ落ちぬよう 見逃さないでいて 明日に向かっていく僕ら笑っている いつかまた思い出すような これこそが夏だろ 別れじゃない「さよなら」 書き留めた「ありがとう」