君がぼくを知ってる

歌詞

名前を呼ぶ声は もう帰らないアパートで 長い髪を切って 気づいてほしかった あの時みたいに 遠ざかる おもいの強さを ひきとめたくても 戻らない 伽藍としたキッチンの窓に空き 缶並べて 明け方捨てた 君がぼくを知ってる 流れ星がひとつ落ちて その未来を握り締めて 忘れないよ、忘れていいよ 名前を呼ぶ声を もう忘れてしまったのに タバコの火を消して 立ち上がる君の行く先を 何でもない 日々の終わりに 「ありがとうね」って 言えたら 待ち合わせたローソンに 寄らずに帰った 夕暮れが揺れた 君がぼくを知ってる 流れ星がひとつ落ちて 握り締めた手を離して 忘れないよ、忘れていいよ どんなことが悲しくて どんな顔で笑っていて どんな嘘が許せなくて どんなふうに愛したのか 君がぼくを知ってる 流れ星がひとつ落ちて その未来を握り締めて 忘れないよ、忘れていいよ