きっと、僕らの空は繋がっていない 同じような月が見えたとしても、 どれも全部違うもので それなのに 決して届くはずのないこの思いは 息を潜めて 夜が明けるのをじっと待っている いまだに慣れないままのこの街で 君のことを知ったのはもうずっと 前のよう 向かいのホーム 遠くから眺めているだけで 何も変わらない日々もそれなりに 楽しかったんだ きっと、僕らの空は繋がっていない 何度も 自分に言い聞かせるようにして繰り 返した その代わりに少しずつたまっていく 君の遠景と乗り 換えのスクリーンショット きっと、僕らの空は繋がっていない 僕らの夜は繋がっていない 僕らの今日は繋がっていない 繋がっていない 生きる意味や 泣いたことが 一つ一つ 空に浮かぶ 振り返るのは 明日にして 長い夜の向こうへ