AWA

帰れない

Track byHIKARI

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  • 2026.05.14
  • 6:08
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歌詞

終電のあとの 静かになった改札で あなたのくせみたいに 右の肩だけ冷えていた コンビニの灯り 爪の先に滲んで 買うつもりのなかった缶コーヒー 一人じゃ少し熱すぎた 気をつけて その短い声だけ 上着のポケットに残ったまま 歩幅を合わせる理由が もうどこにもないこと 今夜はちゃんと分かってしまった 鍵を持たない最初から 借りていた だけなのに どうして 帰れない夜ほど あなたの匂い 思い出すの タクシーの窓に 流れる知らない街の光 名前を呼ぶほどでもない そんな距離だったのに 帰る場所は 失くしたんじゃなく 静かに消えていた 助手席に置いたままの 白い紙袋だけ まだ二人分の重さで 膝の上に残る 洗いかけのグラス 水滴の輪の跡 生活に慣れなかったものほど 綺麗に残るのね あなたはいつも肝心なことだけ 煙みたいに笑って隠した 私はもうきっと聞かないことで 隣にいられる気がしてた ソファに沈んだ昨日の温もりも 朝になればただの形になるのに エレベーターの鏡 疲れた顔をしてるねって あの日から どこへ向かって 歩いてたんだろう 午前二時の交差点 赤に濡れるヒール 帰りたい場所なんて 言えないままでいた 優しさは 約束よりも ずっと残酷だった あなたの部屋に似ている 柔軟剤の匂いで 少しだけ 立ち止まる 似合わないマグカップ 脱ぎ忘れたヘアゴム 置いていけばよかったものほど カバンの底で揺れてる 選ばれたいなんて 言えるほど若くはなくて それでも 側にいた夜は 愛と呼びたくなった タクシーの窓に映る 知らない顔の私 帰る場所がないこと やっと認めて しまう 帰る場所は 失くしたんじゃなく 最初からなかったのに あなたの部屋に置いた 私の気配だけが 朝になれば 綺麗に消える 綺麗に消える 綺麗に消える それでも 朝は来るから カバンを 持ち直して 知らない駅へ 一人で帰る 気をつけて その短い声だけ まだ少し 温かいままで さよなら

1曲 | 2026

このアルバムの収録曲

  • 1.帰れない
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