君が夢を見てる頃に 僕は宇宙に打ち上げられてる筈さ 君がパンを齧る頃に 僕は地球の軌道外れている筈さ 漆黒の空間 流れゆくデブリと 飛び交う放射線 吹き荒れる太陽風が行く手阻む 君が電車(駆け込んでく)乗った 頃に(ゆられてゆく) 僕は月の傍を通り過ぎる筈さ 君が仕事(取り掛かって)してる 頃に(集中して) 僕は火星の軌道巡っている筈さ 窓の外広がる 赤茶けた地平に 巻き上がる砂塵は 歓迎の挨拶かそれとも警告 君と遠く 離ればなれ 僕は独り 廻る廻る 2人きりで 話したいよ 返事が10分遅れで届く距離だけど 君が仕事(こなしてゆく)終わる 頃に(片付けてく) 僕はデータ解析している筈さ 君が寝床(整えてる)入る頃に (眠りにつく) 僕は着陸準備している筈さ 一面に広がる 赤錆の砂漠に 最初の足跡を 残すのは名誉だけどそんなことより 君と遠く 離ればなれ 独り言は 増え続ける だから早く 話したいよ 2人の言葉をコロナが 遮らないタイミングで 話したいよ 君と2人 話したいよ いつもいつも 話したいよ 返事が10分遅れで届く距離だけど
