君を忘れたくて 君じゃない人と付き合った 別れてすぐの帰り道 「好きです」って言われたから 好きじゃないのに うなずいた これで忘れられる気がした 毎日LINEをくれるし 会いたい時には会ってくれる 君よりずっと優しいのに なぜか心は動かなかった 手を繋いでも ドキドキしない 目を閉じたら 君が浮かぶ 「好き?」と聞かれて笑ったけど 本当のことは言えなかった 君より優しいのに 君じゃない 毎日会えるのに 君じゃない 大事にされるほど 苦しくて また君に会いたくなっていく 君を忘れるため 付き合ったのに 前よりもっと 思い出す この人を好きになりたいのに 忘れるためだったのに もっと君を好きになった 放課後 二人で歩いても 君と歩いた道を探してる 「何を聴いてる?」と聞かれた時 君が好きだった曲を選んだ 一緒に写真を撮ってみても 君との写真ほど笑えない 比べちゃ駄目って分かってる それでも君を探してしまう この人には 悪くないのに 優しくされると 泣きたくなる 忘れたふりをしてただけで まだ君だけが好きだった 君より優しいのに 君じゃない 僕だけ見てるのに 君じゃない 抱きしめられるほど 苦しくて 君の名前を呼びそうになる 君を忘れるため 付き合ったのに 前よりもっと 会いたくなる 新しい恋を始めたはずが どこまで歩いても また君に戻っていく もし君から「戻ろう」って 今さらLINEが届いたら 隣にいるこの人を置いて 君のところへ行くのかな 最低だよね 分かってるよ この人を傷つけてまで 君を選んでしまうなら 忘れたいんじゃない もう一度 君に「好き」って 言ってほしい 君より優しいのに 君じゃない 僕だけ見てるのに 君じゃない 「好き」と言われるたび 苦しいよ 僕が好きなのは 君だから 君を忘れるため 付き合ったのに 前よりもっと 好きになった 誰かで君を消そうとした そんな僕が 一番ずるい 忘れるためだったのに もっと君を好きになった 君より優しくても 君じゃなきゃ嫌なんだ 隣にいるのは 君じゃない 好きなのはまだ 君だった
