白い空は青に変わって 褐色のいいあなたの頬に 手を差し伸ばしたくなる鼓動 幸せだと思いながら 無表情は噛み殺した 絶え間なく貫き通す 痛みほど意味のないもの 忘れたくないのは僕だけか 絵に描いたような 君の後ろ姿は 気分は水に溶けて なくなるあの綿菓子 愛しさほど価値のあるもの 手放してしまうのも僕だけか ゆらゆらゆらゆらゆらゆら 漂っている ゆらゆらゆらゆらゆらゆら 君の元 ゆらゆらゆらゆらゆらゆら 漂っている ゆらゆらゆらゆらゆらゆら 僕はどこ 鯨は潮を吹き 風がそれを飛ばす 僕らは愚痴を吐き 何がそれを飛ばす 花弁ただ落ちる頃 足踏む季節風を浴び 歪むわ偏った思いは 遥か遠く霞む