顔上げて嗅いだ しょっぱい雨の残り 忘れんぼした瞳の奥に 奥に 消しきれない問いは 時計を止める重り 沈まないように 目まぐるしい日々に つかまっている 正しさって いつから ナイフのように構えた 今にも震えそうな その手で強く 手綱を掴んで 風立つSAIL 道なき道行ける 君の髪がなびくのは 輝ける日を信じているから 夜は明けるよ 涙知っている 君の優しい眼差し どこへも漕ぎ出せるんだ 朝陽のドレス着た背中 恐れなくていい 進んでいく船は いたずら波に揉まれ 不意に襲われる孤独さの先へ 先へ 人影で泣いた 忘れぬあの日のシミ 汚れてるけど キラキラと胸を張っている 悔しさって 奪えない 未来への旅支度 今なら飛び乗れるさ その手で強く 手綱を掴んで 風立つSAIL 道なき道行ける 君の髪がなびくのは 輝ける日を信じているから 夜は明けるよ 涙知っている 君の優しい眼差し どこへも漕ぎ出せるんだ 朝陽のドレス着た背中 恐れなくていい 恐れなくていい 恐れなくていい