何も言わないで そっと 手の甲書いた 消せない その名前 宛先の無い手紙 振り返らない 気付かないで 戻れないの うそみたいな嘘をついたあの態度 決めたのに 辿り着いた誰もいないおとぎ話 腐ってたんだ一人きりで 待ってるのこの街で 今も変わらない方程式 壊れないあの日を仰いで 始まりの季節に 置いてきた種が芽吹くように急ぐ 何も言わなかった その眼 覗き溢れ 消えない その涙 行き先のない答え 引き返せない 隠さないで 灰みたいに 冷たい雨 降りしきる暗い夜 言えたのに 色褪せてた あの古い思い出話 変わったのは僕の方で 知っていたはずなのに 今じゃ歌わないベルベッツ 語れないあの日が遠いね 始まりの季節に 置いてきた種が芽吹くように急ぐ 腐ってたんだ一人きりで 今じゃ歌わないベルベッツ 透けるカーテンを思い出した 置いてきた花が披くように急ぐ