ナルカミ

歌詞

創造力の理解まで 僕の定石と風説は また春になって 冬が描いた存外立派な風景だ 街をただ縫っている 君だけを置いていく あぁ 一人だけ 現風景の未開まで 君の新説と巧拙は また夏になって 秋が吐いた純粋そのものだけ 街をただ染めていく 僕だけが泣いている あぁ 一人 救えないようになる 歩けるまで立ち竦んでいたんだ 誤魔化すように 呪文を唱え 黒くなる程 君は沈む 「分かってるから」 諦めが吐く 残花に透す愛だって 綺麗だったのに 世界的な偶然で 攫っていった 本音掛け違えて 巡る 過去も ｢全て同じだったよ｣ 鳴神が空を待った 君の純粋は隠していく 黄昏た日々僕は傷を付けたまま 延長戦で辛いだけ 僕は滑稽な人間だ ただ日々を喰って 四季は去った慷慨雑多な幻影だ 春風に咲いている 秋水を汲んでいく あぁ 独り 救うように乞うたまま セロ 終末が漂う街 夜な遊び 月惑う調べ 星読みと二藍の空だ どうせ無駄になるから ゼロ 黎明が来るべき地 朝 遙日 愛幕と調べ 君が吐く言葉がいつの日も 針になり 痛くて 呪いになっていく 世界的な必然で 並べていった 本当の自分は? 嘘の 愛だ ｢君も同じだったの?｣ 鳴神が泣き腫らした 君の純粋が汚れていく 答えなんてさ ずっと分からないよ あんたらにさ分かるもんか うだつの上がらぬ人生が 死ねないだけの愚図だった 見栄えだけ取り繕っただろう ガラタクの城か くだらねぇ 愛は売れる易々と 偽善力だけ高まって それだけ、 空っぽな人生だ 死せるまで尚 生き恥になり 矛盾を愛し 君に告げる 『それでいいから』 世界が見せる当たり前なんてものは 分からなくていい 綺麗だった 本当に ナルカミが全てを撃ち抜いた 次は 僕が 世界を創るから 終わりまで傍にいよう 分かったんだ 本当の自分は 君の全部を ただ、愛しているんだよ 成神が空に舞った 世界中 降った雨の中 僕らだけはさ ずっと濡れたままでいよう 白百合を染め ずっと離れないでいよう