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ソコまでならソレが遺書

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  • 2023.11.08
  • 4:28
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歌詞

拝啓、スピーカーの前の人達へ 悩み抱えながら生きる事を選ぶ モノへ 明日終わるかもな 明後日消えるかもな そんな瀬戸際のメンタルで迎える 毎朝 周りと違うと不安になるが 周りと一緒も不満になる 自分勝手な生き方 首の締め方 一人ぼっちなった今の背中 「ハンパもん」と書いた 馴染めない世の中 息もできんものやな 産まれながらきっと弱者 嘘もつくし逃げもする 逃げた先に道を作る その代わり敵も作る 傷だらけになっても 後ろ指さされる 「 時間経てば大人なるし 自由ならばすぐそこ」 そんな言葉信じながら すり減らした靴底 音が救いくれたものは輝いた希望 照らされたぶんデカくなった影は 絶望 アイツ買ったマイホーム 「お前それで大丈夫?」 言われた言葉がずっと響いてる 「いつになったら売れる?」 「いつになったら食える?」 横におった女さえも愛想つかし フラれる 「あんたいつまで続けんの?」 実家のおかんもさすがに 心配してんねん この歳になるとさ 夢を追う日々は素晴らしいさ でも現実は 職もつかんただのフリーター 歳をとった自分想像して震える あの頃はと武勇伝語るおっさんを 眺める 自分を信じるとかいて自信の2文字 疑いまくった奴に 陽は浴びれない 夢から覚めた 安定求めた 重い腰をやっとあげて向かう先は ハロワ 学歴も資格もなんもない俺に 選べるほどの 職なんてないもんなすでに やっとついた職に 必死こいて働き 5時に起きて21時に寝る早寝早起き 職場のおっちゃんが言ってきたある 日 「にいちゃん夢とかないんか?」 「歌い手 やっていました」 それはすでに過去形の言葉 言った自分にめっちゃ腹たった 情けないや 恥ずかしいの感情じゃなくて 悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて 悔しいのはきっと まだ諦めてないから 終わったって言うけど 始まってすらないから 全部知ってた全部わかってた 現実に打ちのめされ白旗を降ってた 死んだように生きる事を選ぶ事が 人生? 夢にやぶれ平凡に暮らすものが 人間? あの日ロープ握りしめた手にはペン 書いた遺書はネガで死んだ俺の最後 記憶の断片 なりたかった大人に なれなかった自分に 鏡映る俺の顔は歌う前とおんなじ あの人の期待自分の夢 捨てた道端 置きっ放しなってた 誰かが俺の夢叶える前に 誰かが俺の道を歩く前に 取りに帰ろう ゆっくりでいいから 取りに帰ろう 憧れのアーティストと肩並べれば 俺のアルバムがオリコンに入れば テレビ ラジオ 大舞台 全国にも呼ばれたい 実家のおかんも安心させたい 家を買ったあいつも 付き合ってた元カノも 俺とおった過去を 自慢できるようにしたりたい なにより自分否定する 事はしたくない あーだこーだ言われたって問題ない 遠回りしたって 足踏みしたって 最後に目的地ついたら 全部正解なるから 何かはじめれば絶対痛みはつきもの それを前もって受け入れるのが 覚悟というもの 初めてマイク握り 歌ったあのころの気持ち 今になって思いました 必要なものは勇気 踏み出した一歩 昨日よりも進歩 動き出して止まらないのが 生きるっていう事 拝啓、 スピーカーの前の人達へ 悩み抱えながら生きる事を選ぶ モノへ 好きな事を好きなままで入れる 努力を ソコまでなら それが遺書

このアルバムの収録曲

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