人混みの向こう 灯りが揺れて 賑わう音に取り残されたみたいで 笑顔の隙間をすり抜けながら 僕だけ立ち止まっていた 胸の奥に言葉にならない ざわめきだけが膨らんでいく この想い そっと 空にあずけたら いま打ち上がった花火みたいに 僕らの想いも輝きだしたんだ 眩しくて 儚くて でも確かにここに咲いていた 線香花火みたいな僕だって ちゃんとここで 輝いてた 消えかけた夜空の残り香 煙の向こうまだ光っていた 誰も気づかない小さな輝き 僕だけが見つめていた いつかこの気持ちも 夜風に溶けていくんだろう それでも今だけは ここは確かに── いま揺れながら消えていく火花 僕らの想いも煌めいたままで 淡くても 儚くても ちゃんとここで生きていた 線香花火みたいな僕だって 最後までちゃんと 輝いてた 零れ落ちる光の粒に 願いをひとつ込めたけど きっともう 言葉なんて要らない いま打ち上がった花火みたいに 僕らの想いも輝きだしたんだ 眩しくて 儚くて でも確かにここに咲いていた 線香花火みたいな僕だって ちゃんとここで 輝いてた ちゃんとここで 輝いてた
