Track byBoyish
あの坂道を 駆け下りる 額の汗が飛んでいく プールに向かうバスに飛び乗って 遠ざかる町を眺めていた 麦わらの 小さいあの子がいた クロール 息継ぎのない 100m 200m クロール 繰り返した 泳ぐことに 理由なんて いらないよ 夏の終わりが近づいて プールに行こうって 君が言ったので 連れ添いで向かっていた プールサイド水が反射した セミの声が 遠くに消えていった クロール 息継ぎのない 100m 200m クロール 繰り返した 泳ぐことに 理由なんて いらないよ