静かに歌う雨音 浮かび上がる遠い記憶 君と過ごしたあの季節の懐かしい 匂い 森の木陰で交わした 愛の言葉の甘い雫が心に流れた 今は尽きぬ「名残」だけ 君の声や微笑みさえ 風にさらわれ霧の彼方へ消え 去っていく 僕は手を伸ばす先の 触れられない恋の影をただ 追い続けてる 濡れた「僕の傷ついた心は求める」 君の温もった手のひらにも仕草にも 叶わぬ愛情がこの胸を締めつけて 深まる夜毎にその名前を読んでる 冴えた「君の青い瞳」 澄んだ奥に映る空は 今も僕の中で広がり続けて消えない 深く胸に刻んだら 君がいなくても 僕はその瞳信じてゆく 青い瞳に広がる無限の優しさ 僕はその輝きに何度も救われた 若い瞳が知る愛の深さ儚さ その眼差しに「雨の歌」 が響きわたる 静かに歌う雨音 浮かび上がる遠い記憶 君と過ごしたあの季節の懐かしい 匂い 森の木陰で交わした 愛の言葉の甘い雫が心に流れた