深紅のバラの花 スーパーの帰りしなにさ 咲いてたんだ20輪ばっか 雨がまた淑やか、でさ 「あの頃の僕らは」 とか何とか、言ってみただけだ 幼稚園のでかいバラ 光 smiling 降り止まんねえ 何もないよなフリをしたいのが 不意に「似合う」とか考えてちゃう 天使さま 嫌いだぜ、お前もな これも言いたさだけなんだが、さ なーんもない 別にない 嘘みたい 理由じゃないぜ 意図しない 呼吸みたい クセになって ア、ア、ア、アー * 何もないよな気がしていながら 「これもひとつ」 とか、弁えてんちゃうん? 天使さま いないいない、天使さま 明日の祈りを捧げます ああ綺麗な空の水玉 光るいくつに 吸い込まれたい 天使さま 嫌いな天使さま 春の終わりに 深紅の 深紅の 深紅のばらのはな