幽霊は今一つも応答せず 亡霊は視界の端をかすめる 明日には最低な街を出る 僕の声がこもらぬよう 独り占めにしたあの思い出を 褪せることないどのストーリーも 一人だけで行けるのなら 持ってかないで 貴方はずっと眠ったままだ 僕のイマも知らないまま この先もずっと眠ったままは やだよやだよねえ起きて 写真の中でいつも笑って 手を合わせられ神様か 夢の中に出るくらいなら もういいやそばにいて 正解だ念じて道を行く 振り返れど視認できず 答え合わせは先にある イマに足を止めぬよう 思い出にしたんだあの日々を 冷たいだけなんだどの夜も 一言だけ届くのなら 置いてかないで こぼした涙がさらわれた 僕はイマ月に一人きり 水滴はどこに戻ってゆくの 教えて 貴方はずっと眠ったままだ 僕のイマも知らないまま このさきもずっと眠ったままは やだよやだよねえ起きて 貴方はずっと眠ったままだ 僕のイマも知らないまま このさきもずっと眠ったままは やだよやだよねえ起きて 何光年先で照らしてるの 僕の光もかき消すほど 貴方の隣はまだ暗いままだ 僕が光るよそばに来て