君と僕が 初めて出逢った場所を ひとりで辿ってみる 長い休暇 雲の流れが ゆっくりページをめくる 閉じたはずの痛みをくすぐって 銀のコンテナ 乗せた貨物車を いつも見下ろした 駅へ続く坂道も 切なくなるね 今は そう 君と僕の帰り道 一緒になっていたら 乗り越えてたあの夏 ただ ひまわりが見えないだけ 寂しくなった街が 手を振る気がした 君のことを 大事に考えるほど 何故だか 乱暴な仕草になる 僕は今でも うまくは言えない 君にゴメンねと 青とオレンジの空が 想い出 彩るだけ そう 君と僕の帰り道 一緒になっていたら もっと分かり合えてた もし 君も同じ気持ちなら この場所訪ねたね なんて笑ったよ そう君と僕の帰り道 一緒になっていたら 乗り越えてたあの夏 ただ ひまわりが見えないだけ 寂しくなった街が 手を振る気がした