両極せまる究極 天も地もねぇ 癇癪 撒き散らして その理性は捨て去れ 薄弱 酔生夢死の息で 崩落 掌握 くだらねぇ 嗚呼 憐れな程に縋る 理の糸 望みは儚く 散る宿命 奈落へと延びる影 静寂の業 呑まれて往け 無に還る迄 掌で終わらせる 有象無象の音 響く 刹那に冥せよ いつの日か枯れ落ちる其の刻へも 還す 輪廻へと 二度とは戻らない様に 極楽かすむ極悪 疑心狂信 虚勢 張り倒して 矜持(プライド)など知らねぇ 高圧 従属 至極単純 活殺自在 余儀もなく 嗚呼 綻びに咲く 愚かな相(さが) 等しく 嘆きは空しく 掻き消えて 定命(じょうみょう)の 誡(いましめ)に 背く夾雑(きょうざつ) 永遠(とわ)に眠れ 走馬燈の中で 朝靄に花開く 睡蓮の音 静む 虚構の落日 誰しもに望まれた理想など 偽物(まやかし) 還れ 終焉へ 永久(とこしえ)の狭間で 廻れ…