僅かな影に一雫の 紅い涙が滲む 降り注いだ 嘲謔の雨 身を蝕む 霞む世界に 自ら断ち切る 悲壮の吐息さえ 消えてゆく 凍てつく言葉 深く突き刺して 罪も知らず殺めた 歪んだ狂気に躍る刃 全てを壊す 途絶えた細い路を探す 抜け殻に気づかずに 澄み渡る世界 感じることも 失った魂よ 彷徨える黄泉の狭間に見た 報復の夢 嘲弄 が響く 下界に制裁を 賊心 失せるまで 歪んだ狂気に躍る刃 道化を殺め 重ねた憎しみを 黒い河に流して微笑む 嘲弄が響く 下界に制裁を 賊心失せるまで 歪んだ狂気に躍る刃 道化を殺め 重ねた哀しみを 紅い河に流して消えよう