思い出した。 冬に落ちた通り雪と あなたと観たあの日の夕焼け 思い出した。 冬に落ちた通り雪と あなたと観たあの日の夕焼け 願えば願うほど 遠くに思えてしまうものから 壊れてしまうほど 愛してしまうだろう どこかで声が 聞こえたような気がして あなたの影を探すけど 手を伸ばすほど離れて行く いつか観たあの夕影 思い出した。 夜に落ちた砕けた月と ひとりで見たいつかの夕焼け 息を止め、ふと気づく "今ここで生きてる" というリアルを。 その意味を探すけど どこにもないだろう この眼が視力をなくしてしまう時も あなたの影を探すだろう 瞼の裏でおぼえている いつも居たあの夕影 "忘れないように"と仕舞った 奥の方へと あなたと居たいつかの日々だけ。