街灯雪舞う夜の 1人の帰り道で うつむき口隠した 僕は誰を想う訳でも 何か目指す訳でも なく今ここに立ってる 春を待ち続けている 1人凍え続けている ああいつか背伸びできるのかな なんでもない今このときを この手でそっと撫でてみる またいつか温かくなれるよね 僕は僕であるから 根拠なんていらない 今立ってるここが春 春を待ち焦がれている 1人凍え耐えている ああいつか背伸びできたらいいな なんでもない今このときを この手でそっと触れてみる ほら少し温かくなれる そしていつかのための 「今」「ここ」がある訳じゃないし 何かのための 「自分」でもないでしょ だからもう凍えなくていい 僕は僕であるからさ ただその場で 自分らしくそっと背伸びをした 春を迎えに行く僕に 君が手を振り返す ああいつか背伸びできたらいいな なんでもない今このときが 春の色を放ってる ほら少し温かくなれた そして誰かのための 「僕」「君」が居る訳じゃないし 何かのためとか 忘れてもいいでしょ 僕はもう凍えないよ 顔を上げて街灯照らす 雪降る中 自分らしくそっと背伸びをした
