迷子のチェーサー

歌詞

また幾度目かの ふりだしの街 見たことないけど そういつも迷い迷って 見慣れたころには もう知らない場所 巻き付いた気怠さと傾いたコンパス また針がまわる 心配だ 虚言癖のあの子は南東に立ってた 夕暮れ九月 「何処へも行かないよ」と 約束また守れずに それでも動いていく 上辺の世界だ 先天性の迷子は 元から無いの 備え付けのナビゲーション それでも歩いて行けると 頭の中では 行く先が移ろうだけ 過ぎ行く景色 僕はまた流されて 到達点は見つからない! 消えかけの空 何度も色づく 立ち尽くすこともできないから また迷い込んだ 「あぁ、何にもない所でさ」 「なんでもありさ、今は。」 どうしても見えずにずっと 彷徨ってる 「何ともないみたいだね」 「なんでかは分からないよ」 そう言い君は抜け出した 先天的な迷子は 終わることなく 間違っては繰り返す 到達点は見つからない それでもいいのさ 全然先が見えなくても 僕らは知ってる ただ眩しすぎるんだ 誰かに逢えたなら 消えかけの空 新しい色になる 南東に針を回したら また会いに行くよ